魔法使いも形無し

好きなことをつらつらと。

ジャニーズJr 8.8祭り〜東京ドームから始まる〜

 

 

ジャニーズJr 8.8祭り〜東京ドームから始まる〜を思い出すと、3ヶ月以上経った今でも泣いてしまう。

 

 

 

嬉しいとか悲しいとか戻りたいとかそういう分かりやすい感情じゃなくて、何だか儚くて切なくて胸がキュッと締め付けられるような何にも例えがたい漠然とした感情に襲われてしまう。

 

SixTONESSnowManがデビューを発表し、ジャニーズJrを去る今、この時のメンバーで揃うことはもう二度とない、といっても過言ではない。

 

 

再来月には円盤として形になるこの公演を、まだ言葉に表わしきれない感情をこのタイミングでつらつらと書き殴ります。

 

我ながら今更かよ✋🏻

 

 

 

あの日、東京ドームは300人と50000人の夢と希望と絶望と欲望が思い思いに渦巻く熱気で湿っぽく充ちていた。

 

アイドルに限らず、夢を追いかけるアーティストにとって、東京ドームというものは、もともとそういう場所なのかもしれないが、この日は特にある意味、執念の塊のようなものを始まる前から感じていた。

 

 

わざとらしく(失礼)、「伝説」と謳われたために、様々な憶測が並び立つ中、今から起こることに対して少しの希望と沢山の不安を胸に、愛する人をひたすら見守るファン。

 

私たちには想像もできないほどの色々な想いを胸いっぱいに抱えながらも、ひたすら歌い踊り、笑顔を振りまくジャニーズJrたち。

 

 

それでも、あの2時間半、会場にいた全員が「死ぬ気」で一瞬一瞬を楽しんでいて、各々の目に映る光景を胸に焼き付けていたのも確かだった。

 

 

………あのですね、今から本題に入る前に、めちゃくちゃ突然ですが、一旦東京ドーム個人的エモかった選手権を挟みます。

しばしば私の3ヶ月越しの思い出消化にお付き合い下さい。

 

まず、「Can do! Can go!」

 

これに関しては、正直言わずもがなだし、1曲目これしかないだろうとか言ってたら本当にそうで、まぁでもこの歌の歴史を考えると逆にこの曲しか有り得ないのでは?とも思う。

会場のボルテージが最高潮に上がってる中、始まりの煽りを務めた高橋優斗くんに何だか分からないけど一瞬、安井のけんちゃんを思い出してしまったり、

そのあとも続々と、東京ドームを見下ろせる場所から、西からも東からも自分たちのグループ名を背負って階段を降りるJrたちを見ていると、なんかもうまじでこれからもずっと頑張ってくれよな!って気持ちになった(語彙力)

 

 

 

はい次、「おいでSunshine」

 

いやまじでこれね!超エモかったの!

なんだろね、11人合わせて平均年齢17.9歳の少年たちが、東京ドームのど真ん中でめちゃくちゃ楽しそうに踊ってんだよ?!特にファンじゃなかったとしても、いつかこの子たちに単独で東京ドーム立たせてやりてぇ!最高の景色見させてやりてぇ!って思うじゃんね!

「おいでSunshine」に関しては、歌詞もエモエモで大好きな事はとりあえず置いといて、なにが1番良いってこの歌は絶対に今のこの子たちにしか歌えないなってこと。

早く大人になりたい少年たちが、大人になる前のまだ少しあどけなさが残る今!

今だからこそ綺麗に美しく映える最高のアイドルソングだよ!これを東京ドームで披露するっていう、、エモさったら、、(語彙力)

 

 

次!本命!「Love so sweet」

 

実際、ドームにいる時は正直自担を探すのに必死すぎて、何かを思う余裕はなかったんだけど…

帰りの新幹線で懐古してる時にこの曲の歌詞を見て、色々なことを思い出し、ヲタクだらけの車内でマジでガチ泣きした曲。隣の友だちには言葉を失われた。

この曲知らない人の方が少ないだろうし、だからこそ今まで歌詞なんて意識したことない人の方が多いと思うけど、あのね、まじで良いよ、この歌。何をいまさらって感じだけど。

 

趣旨変わるけど、Love so sweetの歌詞、自分語っていいっすか?

各方面から怒られるかもだけど、ジャニーズJr東京ドーム公演で歌われたラブソーは、少なくとも完全にJrとヲタクの恋歌だった。

 

以下、思い出して個人的めっちゃ響いて、響きすぎて病んだフレーズ抜粋です。

 

「輝いたのは鏡でも太陽でもなくて 君だと気付いた時から」

「傷ついた夢は昨日の彼方へ」

「思い出ずっとずっと忘れない空」

「こんな好きな人に出逢う季節二度とない」

「光ってもっと最高のlady」

「明けない夜はないよ」

 

ね?めっちゃヲタクの恋心も歌ってない?

 

ていうか、東京ドームにいたヲタクたちの心情全部表してない???

 

あと、配信でもちゃんと映ってたけど、「光ってもっと最高のlady」で首を傾げながらこちらを指す宮近くんがめちゃくちゃに好きでした。

この日に特にいろいろな感情が渦巻いたであろうTravis Japanとファンの人たちだったからこそ特に、大好きな人に泣きそうな笑顔で「光ってもっと」とか言われたらガチ恋まっしぐらしながら涙流れちゃうよね。

 

いろんな子をちゃんと見られる配信見て感じたけど、らぶそーで抜かれた該当担それぞれ息してなくない??

めちゃくちゃ優しい顔で手を振るJrたち、曲も相まって永遠に守りたくなる魔法かかってるよね。本当に大切で幸せでまさしく、夢のような空間だったなと今も思い出して、そう感じます。

 

 

急ハンドルで、話戻します。

 

そんな夢のような幸せな空間に生きるジャニーズJrたちは、新旧関わらず、1秒でも長く格好良くカメラに抜いてもらおうと、カメラを見つけては健気に必死にアピールしたり、ずっとカメラの前で待っていたり、モニターを随時確認していたり、言葉を選ばず書くと、アイドルとして持つべき欲望が痛いほど丸見えだった。

 

それがすごくすごく美しくて輝いていたんだ。

 

悲しくなる程に「アイドル」だった。

 

それなのに、「あの後」それぞれのファンがそれぞれの心情で崩れ落ちていく様子を見ていると、最高にキラキラしていて幸せだった空間が地獄のようにも思えてしまったのも確かな記憶だ。

 

デビュー発表の瞬間、反応は本当に様々で、

泣いて手を取り合って喜び合ったり、

今日初めて出会った人と抱き合ったり、

うちわを持つ手が無気力に下がっていき、ただ呆然と立ち尽くしていたり、

泣き崩れたあと会場には二度と戻ってこなかったり、

微動だにせずモニターを見つめていたり。

 

わざわざ見ようとしなくても、あまりにも色々な景色が見えすぎて、SixTONES担である私は友だちと手を取り合ったはものの、周りの状況を見ると、手放しに喜ぶことがどうしても出来なかった。

 

「たくさんの感情を一気に受け取った」とステージに立つ当事者であった慎太郎くんが言っていたように、本人たちは私たちが想像する何倍も何倍も色々な想いを直に感じ取ったであろう。

今日ここで自分たちのデビューを初めて知る一緒に走ってきた仲間の気持ちや、ずっとデビューを待ち望んでいたファン、決して100%良くは思わないであろう他グループのファン。

それでもようやく掴んだデビューはお互いに嬉しくて、私は、私が好きでずっと見てきたSixTONESからは、「安堵」のような感情を受け取った。

 

このブログを書いている3日後にはデビュー曲が披露され、わたしがまだまだ引きずっている東京ドーム公演が円盤化される2週間後にはSixTONESSnowManはCDデビューを果たし、荒波が打ち寄せる世間に放たれる。

 

2グループだけでなく、全国ツアーや単独コンサートなど喜ばしいことが次々と決まり、確かに伝説は東京ドームから始まった。

 

他グループや他グループのファンもいる空間の中で、「デビュー」という1番大きく1番嬉しい出来事を発表することに関して、それはもう様々な意見があり、私としても欲を言うなら「メンバーとそのファン」しかいない空間で発表してほしかった、という想いは今でも嫌という程ある。

 

あの場で発表して欲しくなかったのは、正直お互い様だ。

 

それでも、私はあの瞬間を含め、8月8日の2時間半を一生忘れたくないとも強く思う。

 

実際、東京ドームに立つことが出来たJrは、過去に辞めていった人たちのことを考えるとほんのひと握りで、そこから仲間たちとひとつの夢を叶えることができるグループなんて、もっともっと限られている。

 

だからこそ、もちろん私たちは「手放しに喜ぶ」ことが1番メンバーに想いが伝わるのかもしれないけれど、あの時の表情を涙を私たちも忘れたくないなと思った。

 

いやまじまとめるの下手すぎてどんな流れ?って感じだけど、

改めて、

SixTONES&SnowMan、デビューおめでとう。

たくさんの夢を見させてくれたジャニーズJrたち、本当にありがとう。